ヘッドライト|夜間の運転に重要

2021/10/15
コバックニュース
ヘッドライト|夜間の運転に重要

夜間の運転に必須なのが車のヘッドライト。

交通用語では『前照灯(ぜんしょうとう)』と呼ばれます。

車の正面左右対象に付いていて、暗い夜道を安全に走行する為に明るく照らす役割があります。

状況によってライトの点灯をハイビーム(走行用前照灯)ロービーム(すれ違い用前照灯)で使い分けますが、道路交通法による基本の点灯はハイビームとなっています。

また、ライトの光源によって明るさや色味も見え方が異なってきます。

今回はヘッドライトの光源についてお話していきましょう。

ヘッドライトとは

ヘッドライトの重要要素である光源は大きく分けて、ハロゲン・HID・LEDの3種類があります。

それぞれ色味や発光の具合、寿命も違いがありますし、車検ではヘッドライトもしっかり検査項目に入っています。

 

ライトに対する車検基準は2015年に改正されより厳しくなっており(但し、1998年9月1日以前に初年度登録されているお車は、例外があります。)

大まかに検査の内容を挙げてみました。

①測定条件 ロービームでの測定

②光軸の位置 前方10mを照らした場合、エルボー点が規定の位置にあるか

③光量 1灯につき6,400カンデラ以上

④色は白色のみ(H17.12.31以前に登録されたお車は黄色でもOK) 

 

この中でもの色味に関して、白色とはどのように判断されるのでしょう?

まずは、バルブ(電球)の色味を表す『ケルビン』についてご説明しますね!

 


◆ケルビン

ケルビンはバルブの色味を表しており、数値が低い程黄色っぽく高い程青っぽくなります。

LEDでは青よりの白色が人気ですが、青みの強い白色は車検には通りません。

また、H17.12.31以前は黄色もOKでしたが、H18.1.1以降登録の車は白色のみとなりました。

 

「う〜ん、じゃあどのくらいの白色ならOKなの?」

となりますよね?

 

実はここに明確な判断基準はなく、検査員の目視判断となるのです!

ですが、しっかりと資格を有した検査員の目視なので適正な判断をしてくれますし、一般的な基準値としてはケルビン数が3,500ケルビン〜6,500ケルビンのものであれば大丈夫なようです。

ケルビン数はバルブの説明に表記されていますので、市販品の購入時には必ず確認するようにしましょう。

ヘッドライト光源の種類と注意点『メリット・デメリット』

それでは、上記にてお話した光源の種類について、それぞれの特徴を見ていきましょう!

 

ハロゲン


窒素などの不活性ガスとヨウ素・フッ素等のハロゲンガスを封入した電球。

『フィラメント』という、電流を流して熱電子を放出する細い線を利用してこのハロゲンライトに通電すると、淡く優しい暖色に発光。

1960年代からずっと使用されている一般的な光源。


◆メリット

ハロゲンライトは発熱量が高いので、雪がライトに積もっても溶かしやすく、且つ価格も安い。

色味が優しいので、HID・LEDよりも対向車や歩行者に眩しさを感じさせにくい。

また、雨の日など視界の悪い場合もHID・LEDより見やすく感じる。


◆デメリット

光量は3種類の中で一番少なく、発熱量と消費電力が高い。寿命も約3年程。

発熱量が高いのでライトの焼き付けや、それに伴う変色を起こしやすい。

 

HID


フィラメントがなく、アーク放電という電極間の放電を利用して発光するタイプの光源。

高輝度放電ランプとも呼ばれており、1990年代から普及が始まり、色味は白色。

発光のバリエーションや演出力が高く、構成部品が多いので取り付けには専門知識が必要。

発熱量は多少あり。


◆メリット

非常に明るく、3種類の中で一番の発光力で大規模空間に適している。

消費電力も比較的省エネで寿命も約5年程。

 


◆デメリット

点灯してから最も明るくなるまでに約数秒〜数分かかってしまう。

色味と発光力の良さから、対向車や歩行者には眩しく感じる。

製品に水銀等の有害成分が含まれている事から、破損や廃棄の際に注意と適切な処置が必要となる。

 

LED


発光ダイオードを使用した新しい光源。

2010年頃から普及し始め、今ではヘッドライトの主流となっている。

寿命は約15年と3種類の中で圧倒的に長く、点灯からすぐに最大値の明るさになる。

白、黄色の他に赤や橙色に発色できる為、フォグランプにも使用されているなど幅広い活躍。

色味は白色で、発熱量は殆どない。


◆メリット

寿命がダントツで長く、少ない消費電力で明るく瞬時に発光する。

水銀のような有害成分を含んでいないので安全。


◆デメリット

寿命は長いが、故障や破損時の交換費用が高くなる。

殆ど発熱しないので、冬場ヘッドライトに積もった雪が溶けない。

対向車や歩行者には眩しく感じる。

ライトが暗いな?と思ったら

「なんだか明るさがイマイチな気がする、特に雨の日の夜間は視界が悪くて運転がコワイ・・・」

その原因はいくつかありますので、代表的なものを挙げていきますね!


◆ヘッドライトの黄ばみ・汚れ

主な原因は紫外線の影響です。

ヘッドライトのレンズ部分は「ポリカーボネート樹脂」という素材でできており、ガラスよりもずっと耐久性に優れていますが、紫外線に弱く年月と共に

劣化し、黄ばみ・くすみが目立ってきます。

そうなると本来の明るさを出せなくなり、暗く感じてしまうのです。

ですが、この黄ばみ・くすみは磨く事でピカピカになりますのでご安心ください。

市販のヘッドライトクリーナーもありますし、コバックではヘッドライト磨きも行っております!


◆球切れ

意外とドライバーさんが気付きにくいのがバルブの寿命ですね。

要は電球の「球切れ」です。

片方切れているだけでもかなり明るさが変わりますし、球切れのままの走行は整備不良として警察に止められる事があります!

車検にも通らないので、日頃からチェックするようにしましょう!


◆バッテリーが弱っている

夏場のカーエアコンの冷房使用などで多くの電力を供給したバッテリーはかなり弱っている可能性があります。

また、バッテリーには寿命があるので定期的な交換が必要となりますが、長いこと交換せずにいたバッテリーも同じく弱ってしまいます。

そうなると電力供給がうまくいかず、ライトの点灯も弱くなってしまいますので、バッテリーのチェック・交換を行いましょう!

 

まとめ

点いて当たり前のようなヘッドライトもなかなか奥が深く、夜間の安全な走行には必須な重要機器となりますので、こまめなチェック・メンテナンスを忘れずに行いましょう。

ハロゲン・HID・LEDの光源もそれぞれの特徴がありますので、ご自身の愛車にあったものを選んでくださいね!

 

ヘッドライトの交換や黄ばみ落としでお悩みでしたら、お気軽にコバック上越店までお問い合わせください。